ミネラル
炭水化物・脂肪・タンパク質は、「三大栄養素(三大熱量素)」と言い、生命の維持・成長に必要なエネルギーを供給し、 身体の構成素となる栄養素です。ビタミン・ミネラルは、これが無いと生命が全きを保つことができないため、 「保全素」と言い、生命が円滑な代謝を営むのに必要な微量成分です。これらを総称して「五大栄養素」と言います。
ミネラル(無機質)とは体内で合成されない微量元素のことで、栄養学上では食物から摂取する必要のある必須元素のことを「ミネラル(無機質)」と呼びます。
有機質は、酸素・炭素・水素・窒素を含む化合物で、人体を構成する95%ほどが有機質から成っています。 無機質は、有機質以外の部分で、人体を構成する5%ほどが無機質から成っています。
ミネラル(無機質)の中でも、人体に比較的多く存在するものを「準主要元素」と呼び、 残りの無機質は「微量元素」と呼んでいます。
準主要元素は、カルシウム(Ca)、リン(P)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、硫黄(S)、塩素(Cl)、マグネシウム(Mg)。
微量元素は、亜鉛(Zn)、銅(Cu)、ヨード(I)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ケイ素(Si)、フッ素(F)、モリブデン(Mo)、クロム(Cr)、セレン(Se)です。
ミネラルの生理的機能
ミネラル(無機質)の生理的機能は大きく分けると「体構成分」と「体調節機能」に分かれます。
体構成分
- 骨や歯など、硬い組織の構成分
- 細胞膜に含まれる核酸など、柔らかい組織の構成分
- その他、体組織に必要不可欠な成分の構成分
体調節機能
- 体液の浸透圧を正常に保つ
- 筋肉の働きを正常に保つ
- 体液のpHを微アルカリに保つ
- その他、体機能に必要不可欠な役割